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手紙に託す「ありがとう」

夫婦と愛犬 日常に潜む愛
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「ありがとう」と面と向かって言うのは照れくさい。でも、手紙なら素直になれる。文字に託すことで、言葉にできない感謝が伝わる。手紙が持つ力について考えてみたい。


面と向かって「ありがとう」と言うのは、思っている以上に難しい。特に家族や親しい人に対しては、照れくさくて言葉が出てこない。そんな時、手紙という手段がある。2025年の「ありがとうの手紙コンテスト」には全国から3,580通もの感謝の手紙が集まり、17回目を迎えるこの取り組みは、「ありがとう」の持つ力が再認識される現代において、特別な意味を持っている。メールやSNSで簡単にメッセージが伝えられる今だからこそ、あえて感謝の手紙を書くことで、気持ちもより深く伝わるのだ。

手紙には、口では言えない素直な気持ちが込められる。ペンを握り、便箋に向かう時間。何を書こうか考え、言葉を選び、書き直す。その時間そのものが、相手への想いを深めていく。急いで送るメッセージとは違い、手紙は時間をかけて作られる。一文字一文字に、感謝の気持ちが刻まれていく。手書きの文字には、書いた人の温度が宿る。丁寧な文字、少し震える文字、思いが溢れて乱れる文字。どれも、その人らしさが表れている。

2025年の調査によれば、お礼の手紙は受け取り後3日以内を目安に早めに送ることで、誠実な印象を与え良好な関係を維持できるという。しかし、家族や親しい人への感謝の手紙に、タイミングのルールはない。いつ書いてもいい。むしろ、何でもない日に届く感謝の手紙が、一番心に響くこともある。誕生日や記念日ではなく、ふとした日に「いつもありがとう」と書かれた手紙が届く。その意外性が、感動を生む。

手紙を書くことは、自分の気持ちを整理することでもある。何に感謝しているのか、どんな思いがあるのか。書きながら、自分でも気づいていなかった感情に気づくことがある。言葉にすることで、想いがはっきりする。モヤモヤしていた感謝の気持ちが、文字になることで形を持つ。そして、それを相手に渡すことで、感謝は完結する。

手紙を受け取る側の喜びも大きい。誰かが自分のために時間を使って、手紙を書いてくれた。その事実だけで、愛されていると感じられる。手紙は何度でも読み返せる。辛い時、寂しい時、大切にしまっておいた手紙を取り出して読む。その度に、書かれた時の温かさが蘇る。手紙は、時を超えて想いを届けてくれる。


あなたは最近、誰かに感謝の手紙を書きましたか?照れくさくて言えない「ありがとう」を、手紙に託してみませんか?

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