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子供の頃、秘密基地で過ごした夏休みの冒険と忘れられない記憶

夫婦と愛犬 人生のひとコマ
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子供の頃、友達と作った秘密基地。夏休みの冒険は、そこから始まった。秘密基地には、子供だけの特別な世界があった。あの夏の思い出について考えてみたい。


秘密基地。それは子供時代究極の遊びと言えるだろう。20年近く前、あるいは半世紀以上前の思い出でも、未だに色鮮やかに覚えている人は多い。「秘密」という甘美な響き、仲の良い友達だけで秘密を共有している感覚、大人も兄弟も内緒にしている特別さ。秘密、冒険、工作。それが秘密基地だった。2025年の調査でも、秘密基地遊びは想像力・創造力を養い、自立心を育み、表現力や社会性を育てる効果があることが明らかになっている。どんな基地にするか、どこに作るか、何を置くか。自分だけの特別な場所を作るために、子どもだけの力で考えて作ることで、発想力を高めることにもつながるのだ。

夏休みに仲良しで集まって「場所」を決め、荷物やお菓子、宝物を運び込み何日もかけてつくり上げる。その苦労、過程がたまらなく楽しかった。どんな基地を作ろうか、基地で何をするか、何を持ち込むかをワイワイ相談している時間が最高だった。田舎だと大体山や森の中に作られる。団地の裏の山、草木が生い茂った空き地、低木の下。私有地だと分かっていても、子どもたちにとってそんなことはどうでもよく、有刺鉄線をくぐりどんどん山に登っていった。空き地にある藁と木を集めて骨組みを作り、その上に藁を乗せ、更にその上に枝をつけ、網目状に張り巡らして屋根を強化する。床には家から持ってきた新聞紙を敷く。そうして作られた、約一帖くらいの秘密基地。

秘密基地には、宝物を隠した。道端で見つけたキラキラ光るガラスの欠片、誰かの落としたキーホルダーのチェーン、銀玉鉄砲の玉。今思うとガラクタやゴミみたいなものだけれど、戦利品のように拾い集めて秘密基地に隠していた。秘密基地に秘密の宝物を持ってきてみんなに披露する。全然秘密じゃないんだけれども、それが楽しかった。夏場は虫が多く、猫の糞の匂いが気になったり、冬は雪が降ってきて秘密基地が潰れてしまうこともあった。でも、そんなことも含めて、すべてが冒険だった。

現代では、東京などの都市部では秘密基地を作れそうな場所がなくなってしまった。空き地も減り、私有地への立ち入りは厳しくなり、安全への配慮から子どもたちが自由に冒険できる場所が少なくなっている。だからこそ、子どもに近い体験をさせてあげたいと、キャンプや秘密基地作りイベントに参加する親も増えている。2025年3月には、秘密基地作りイベントが各地で開催され、篠竹・竹・ロープ・布などの材料を使って、グループで協力しながら基地を作る体験が提供されている。


あなたは子供の頃、秘密基地を作ったことがありますか?その秘密基地で、どんな冒険をしましたか?

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